金色犬図書館電子化計画。
お久しぶりです、金色犬です。
巷の電子書籍ブームに乗って、と言う訳ではないのですが我が家のマンガや小説、新書などを裁断機や裁断サービスで裁断し、ドキュメントスキャナでスキャンしてみました。そのときの覚書など。電子書籍自炊などを考えてる方の参考になれば幸いです。
動機
- 120冊/年以上のペースで増える本(マンガ)の置き場所として、我が家の4.5畳の部屋をまるまる一室書庫として使っていた。けれども増え続ける本を整理するのに多大な労力が必要になる(ちなみに私は未だかつて自分で書庫を整理したことがありません)。
そして将来的に4.5畳の部屋だけでは収納しきれなくなるんじゃないかという不安。 - 発行されて十年以上経過した本などは痛みや日焼けが激しく、可読性を損ねる。
- 電子化によってリスト作成などが楽になる。
- etc.
使用した機器・サービス
手間と時間
- 一番最初の画質などの設定が割りと時間かかった。
- スキャナレンタル期間一週間中に150冊+知人の持ち込んだ本(30冊くらい)をスキャン。環境が整っている状態だと平均的なコミックス(裁断済)で16冊/hくらいのスピードだと思う。
- 人間系の作業をもうちょっとブラッシュアップして、もっと高性能なPCを使えばスピードアップ可能かと。
電子化のメリット
- 物理的スペースが必要ない、物理的な破損の心配がない。
- タイトルなどがリスト化出来るので見やすい
- 日焼けなどが原因の黄ばみがスキャン設定によってはある程度軽減される。
その他、気付いたこと
- 電子化したデータが意外とデカい(コミックス一冊で180MBくらい)。でもこれはスキャンする解像度による(私の場合は200dpi)。
- 前もってフォルダなどを用意しておかないと作業がスムーズに行かない。
- 裁断機は垂直式のを使ったけれど、どんなにがんばっても断面が斜めになる。読むのに問題はなし。業者に切ってもらったものはまっすぐ。
- 今回、PCとiPhoneで閲覧してみましたが、特に問題はなかったです。
まとめ
機器の進化でそこそこ迅速に出来るようになった電子化ですが、それでもやっぱり手間とお金はかかる。でも私は本は捨てたくない方なので中身だけ取っておくことにしました。スキャンした本は全部資源ゴミへ。
連休中とかにまとめてガーってやっちゃうのがいいかも。二人でやると負担が1/3くらいに減ります。
ちなみに今回、お金は30kくらい使ってる。ある程度まで減らしたら、あとは年末に150冊ずつくらいやるだけで済むようになるんじゃないかなー。